SAI建築社が提案する
暮らしと住まいの新しいサイクル
と題して毎月お届けしている
フリーペーパー「SAIKURU」
今回は2023年01月に発行した
vol.166号のWEB版です。
ぜひご一読くださいませ。
設置ゼロ日で使える
新感覚の小屋
CASE.166
福岡市・早良区野芥
2022.12 リリース
九州産の焼杉を外壁に使ったHANAREGA。設置はわずか約1時間です。ＳＡＩ建築社本社の駐車場に実物が展示してあるので、ぜひ見学へ。
例えば自由に棚を作ったり、絵を飾ったりできるようなDIYが楽しめるよう、内装にはOSBボードを採用しています。
室内にはライティングレールとコンセントを完備。自分好みの家電製品や照明を選び、つなげるだけで、自由自在に空間をカスタム＆アレンジできます。
これが木造建築の
新しいカタチ。
小屋———なんだか心をわくわくさせる不思議な力を持ったこの２文字に、同じように心を弾ませる人は多いのではないでしょうか。文字通り小さな建物がその意味で、例えば山間に凛と佇んだ山小屋だったり、庭の一角にどんと建った趣味の小部屋だったり、大自然の中にも、身近なところにも小屋は存在します。
もし、今の暮らしに小屋が一つ増えたとしたら———趣味がますます深まるかもしれませんし、日々の中で気持ちをリセットできるような大切な場所になるかもしれません。プライベートでミニマル。そしてスマートな空間。最近では有名建築家による小屋の提案がなされるなど、建築業界でも小屋への動きが高まっています。 ＳＡＩ建築社から２０２２年１２月にリリースされたばかりのＣＬＴセルユニット「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」は、そんな小屋への想いに応える新プロダクトです。
「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」とは、新しい木造建築材「ＣＬＴ」を使って、ＳＡＩ建築社のグループ企業 にあたる「ＳＡＩ ＧＲＯＵＰ ＨＯＬＤＥＩＮＧＳ株式会社」が独自に開発した箱型ユニット「ＣＬＴ ＣＥＬＬ ＵＮＩＴ」を活用したオリジナルの建築物のこと。「ＣＬＴ」は木造建築材ではありますが、十分な耐震強度があり、海外ではこの「ＣＬＴ」を取り入れてマンションのような高層建造物を建てた事例もあります。
「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」はこの「ＣＬＴ ＣＥＬＬ ＵＮＩＴ」を土台に、ＳＡＩ建築社が得意とするデザイン力を施し、一つのパッケージとして仕上げました。屋根にはガルバニウム鋼板、外壁は大部分を九州産の焼杉とし、一部に屋根とシンクロするガルバニウム鋼板を採用。完成したパッケージをそのまま現地に運び、所定の場所に置いたら設置は完了です。
設置時間はなんと約１時間。コンセントを差したらすぐに使用できてしまいます。信じられないスピード感です。例えばＳＡＩ建築社では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、この「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」をワクチン接種の場として役立ててもらえるよう、福岡市、久留米市へと寄贈。その際には受注から納品までわずか１０日しかかかりませんでした。
また、近年の熊本県でも大雨によって甚大な被害がもたらされた際には、スピーディな納品に加え、現地での施工がないというメリットが生かされ、復興支援の観点からも活用されました。
コストコで限定先行発売されたCLTセルユニットモデル 「CCU-1」。今回リリースしたHANAREGA雛形となりました。（現在終売）
六角形型のCLTセルユニットを使った移動可能なミーティングユニットです。
高い断熱性と、気持ちの良い空気環境を保つことができた六角形のサウナユニット。
ビジネスにも、
プライベートにも。
幅広い用途に応える「ＣＬＴ ＣＥＬＬ ＵＮＩＴ」。「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」というパッケージはＳＡＩ建築社としての一つのスタイルとしての提案になりますが、「ＣＬＴ ＣＥＬＬ ＵＮＩＴ」自体は、アイデア次第で、そのポテンシャルが無限大に広がります。
例えば宿泊棟づくりに取り入れてみたり、茶室を生み出してみたり、前述したような復興支援の現場では複数個を一度に使ってマルシェを創出してみたり、その活用方法は十人十色です。昨今、注目を集めているサウナだって、「ＣＬＴ ＣＥＬＬ ＵＮＩＴ」を応用すれば思いのまま。
さまざまなビジネスの利用にも、もちろん、自宅や別荘でのプライベートな利用にも柔軟に導入できます。 昨年末、「ＨＡＮＡＲＥＧＡ」がＳＡＩ建築社の本社敷地内に設置されました。「これが設置ゼロ日で使えるの？」と驚かれること請け合いのデザイン性、そしてアレンジ性の高さ。これぞ、建築会社の新しい挑戦です。ぜひこの機会に、見学に足をお運びください。
熊本県人吉市の街の復興を応援する仮設商店街プロジェクトにて「CLTセルユニット」を使った仮設店舗を実現。
コンテナマルシェは地域の人々の憩いの場となっています。
ボートレーサーの峰竜太選手のアパレルショップ「”ONE”GARAGE」に「CLTセルユニット」を店舗用として、実現しました。
「HANAREGAやCLTセルユニットの詳細情報や実例をSAI建築社のホームページにてご覧いただけます。
House Producer
企画・広報課
部長
三根 正道
コロナ禍が始まった2020年春、医療機関への寄贈から始まったHANAREGA。あれから約２年半経ち様々な検討・開発を行い、いよいよ皆様にHANAREGAを販売することができました。「住・趣・働」、多様化する暮らし方や働き方の中で、皆様の新しいライフスタイルの場としてご活用いただきたいです。
One GarageさんのInstagramはこちら
今回掲載いたしました
HANAREGAやCLTセルユニットの
施工事例はホームページの
実例ギャラリーでも紹介してます。
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毎月、二丈・朝倉のモデルハウスや
各地の分譲住宅や本社ショールームにて
配布中です。
配布後、このホームページでも
WEB版として定期的に掲載していく
予定です。ぜひお楽しみに。
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