2022年3月16日水曜日 弊社の本社向かいに
「ほっともっと野芥店」がリニューアルオープンしました。
こちらの店舗は弊社が以前より取り組んでおりました
CLTセルユニット工法を採用した店舗です。
CLT利用は、国産材の消費を推進し林業従事者雇用を助け、
もう一度日本を世界に誇るべき林業国に押し進める方策です。
そのCLTのみを使用しユニットボックス(CLT CELL UNIT)を制作。
BOXを2つ離して置き梁をかけ空間をつくることによって建築します。
オープンより約一週間経ちましたが
多くの方々にご利用いただいいるようです。
早良区野芥近辺にお寄りの際は
是非一度ご利用くださいませ。
CLTセルユニットは、世界初となる新しい建築工法であり構造体です。循環型資源である木質系材料「CLT」の利点を生かし、箱型の木製のユニットを基本とし、自由に組み合わせて建築を造る新しい建築工法を可能にした構造体。工場で構造体であるユニットを組み立て、プレファブ化することで現場には最短1日で納めることができる。基礎の上に据え置き連結するだけの簡易な工法で、従来よりも工期を短縮することができます。RC建築と比較して軽量化され、あたたかみがあり、人に優しい素材であることも大きな魅力の一つ。
youtube動画
【 CLT セルユニット 】 コンセプトムービー
by SAI GROUP HOLDINGS
この店舗施工には構造体のCLT CELL UNITだけでなく、
基礎(コンクリート)には北九州市立大学の高巣教授を中心に、
小倉セメント製品工業様との協働のもと、北九州市環境未来技術
開発助成を活用し、環境に配慮した素材を採用しております。
◎改質燃焼灰の製造方法および改質燃焼灰(MCAS)コンクリートの特性
2011年3月11日の東日本大震災により発生した大量の震災がれきやその後の原子力発電の停止による火力発電の需要の高まりから生じる膨大なフライアッシュの処理が今後重要となります.震災がれきやフライアッシュをそのままコンクリートに混入しようとしても強度発現性および耐久性に問題が生じるため,これらの材料を使用するための技術開発が必要となります.当研究室では2009年度から科学技術振興機構(JST)のA-STEP・本格研究開発・起業挑戦タイプ「改質フライアッシュコンクリートの製造方法」(2012年度プロジェクトリーダー:高巣幸二)に取り組んでいます.ここでは低品質なフライアッシュの未燃カーボン除去による改質方法を確立し,ベンチャー企業を起業しました.
2017~2019年度に実施した環境研究総合推進費(ERCA)による研究開発「セメントフリーコンクリートを実現するフライアッシュの高度資源化技術の開発」(JPMEERF20173003)では、発電由来低品位燃焼灰を独自の浮遊選鉱手法で未燃炭素を除去することによって改質燃焼灰(MCAS)を使用したジオポリマーコンクリートの活性フィラーとして利活用しCO2排出量を従来より50%削減の可能性を示唆し、パリ協定の目標達成に貢献しました。
CLT CELL UNITや環境に配慮したコンクリートなどを利用することにより
SDGsに基づいた社会貢献や、温かみのある天然木のにおいと風合いによる、
ゆとりのある空間づくり。食文化と木造建築文化、多面性あるサスティナビリティある店舗です。
機会ございましたら、ぜひ一度ご利用くださいませ。
今後CLT CELL UNITを活用した
店舗やオフィス、公共設備、住宅など
様々な企画が進行しております。
SDGsや環境に配慮した建築や
CLT CELL UNITにご興味ある
企業様、お施主様がいらっしゃいましたら
気軽にお問い合わせくださいませ。
株式会社SAI建築社
・フリーダイヤル:
0120-313148(サイサイシアワセ)
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