衣類の湿気対策
梅雨入りし、ライフスタイルも
少し変化しているのではないでしょうか。
出勤には傘を差す日が増え、洗濯物は乾きづらい、
外で遊ぶ日が減ったりもします。
恵みの雨とは言いますが、日常生活においては
そこまで降らなくても・・・と思います。
そこで本日は「衣類の湿気対策」を
考えてみようと思います。
梅雨の最大の特徴は湿気であり、
湿気は衣類の最大の敵です。
湿気は下の方にたまるため、
押し入れやタンスは上段より下段、
衣装ケースを重ねた場合もやはり下の
ケースほど湿気が多くなります。
そこで収納のポイントは、
「湿気に弱い衣類は上に、強い衣類は下に」です。
・湿気に弱い素材(上段を推薦)
絹、カシミヤ、アンゴラ、シルク
・湿気に少し弱い素材(中段でも大丈夫)
ウール、ポリエステル
・湿気に強い素材(下段でも大丈夫)
綿、麻、ナイロン、レーヨン
また、収納スペースいっぱいいっぱいに
詰め込むと通気が悪くなりますので、
ケースやクローゼットには8分目の収納を
心がけましょう。押し入れなんかには
紙製や竹製の「すのこ」を敷くのも良いそうです。
下だけではなく、横にも入れると効果的ですよ。
除湿剤を活用してもいいですね。
クリーニング後の衣類を収納する際に
忘れてはいけないのが、衣類の収納袋
(ビニールの袋)を外すことです。
そのまま収納すると湿気や熱気がこもり、
カビや虫食いの元になる可能性があるからです。
一日着用した衣類や履いた後のジーンズなどを
しまうときは必ず洗ってからにしましょう。
そのままだとカビが発生してしまいます。