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#コラム

SAIKURU Vol.160 WEB版「共用部分を生かした マイ二世帯住宅。」

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SAI建築社が提案する
暮らしと住まいの新しいサイクル
と題して毎月お届けしている
フリーペーパー「SAIKURU」

今回は2022年7月に発行した
vol.160号のWEB版です。

ぜひご一読くださいませ。

 

 

共用部分を生かした
マイ二世帯住宅

CASE.160
福岡県・田川市
2021.12 完成

 

キッチン側から見たリビング。天井を高く設定し、キッチン上の吊り戸棚をなくすことで、広々とした視界が確保されました。

 

1階にあるご両親の和室。この部屋は裏庭に面しているため、室内から緑が楽しめるよう、窓を効果的に配置しています。

 

開放感を追求した玄関。ガラス窓を効果的に配置したことで、LDK側から玄関、そして洗面台や階段へも目が行き届きます。

 

家族を思うからこその
二世帯住宅っぽさ


全ては親を思う子のやさしさから——Hさん一家のイエづくりは一つのきっかけから動き出しました。「父が交通事故にあって、足が不自由になったんです。そんな父を母が支えている姿を見て、一緒に住んだほうが良いだろうなと思ったんです」とHさんは振り返ります。

それまでHさんは隣町の飯塚市内に家族5人で暮らしていました。ご両親とHさん家族の合計7人が住むとなると、元々あった実家では手狭で、なおかつ築年数も50年くらい経っていたこともあり、Hさんは一度、更地にし、建て替えることを決断。二世帯住宅を建てることにしました。

こうして住宅メーカーを検討する中で、SAI建築社に巡り合います。「友人がSAIさんで建てていたので、評判は聞いていたんです。実際にモデルハウスを見て、一目惚れ。主人も同じ気持ちでしたが、他に全く見ないのに決めては後で後悔するかもしれないといって、展示場を見学したんですが、『最初にSAIさん見たら、他がかすんで見えちゃうね』と苦笑いして。結局、SAIさんにお願いすることにしました」と奥様は笑顔を見せます。

テーマにしたのは「二世帯住宅っぽいイエ」です。「ぽい」という一見すると曖昧な表現にはHさん思いが込められています。「なんで『二世帯住宅っぽい』なのかというと、完全に切り離したくなかったんですよ。例えば同じ場所に住んでいるのに、食事は三食別々、顔も合わせないというのが嫌で」というHさん。

最終的な間取りでは、ご両親のために和室と寝室をそれぞれ一室設け、共用できる箇所は一つにまとめることに。「義母はお料理が趣味で、今回のイエづくりでキッチンが新しくなるのを、本当に楽しみにしてくれました。だから共用のキッチンにはゆとりを持たせています。

このキッチンに立てば、玄関、洗面所、階段、両親の部屋、そしてリビングといったように、一階全体に目が行き渡るんですよ」と奥様は声を弾ませます。 天井高を2m60㎝に上げたリビングは、大きな窓を可能な限り取り入れることで、その開放感が最大限に演出されています。

また、リビングの窓の向こうにはHさんの念願だったウッドデッキが用意されてあり、リビングの広さをさらに引き立てる趣向が凝らしてあります。Hさんはこのウッドデッキに腰掛け、ビールを飲むのが至福の一時だと目尻を下げました。

 

キッチンは極力、隠す収納をセレクト。キッチン奥にはたっぷり置けるパントリーを備えています。

 

LDKの窓ガラスがスケルトン階段の存在感をさらに際立たせています。

 

LDKの窓ガラスがスケルトン階段の存在感をさらに際立たせています。

 

ガラス越しに感じる
家族の繋がり

 

新しい住まいでの暮らしが始まっておよそ半年。リビングに家族が集い、キッチンを中心に生活に潤いが生まれています。そんな日々の中で、とりわけ気に入っているのが、玄関、そして玄関とリビングへのつながりです。奥様は「玄関には『わあ!』と驚くような、良い意味でのサプライズがほしいと思っていました。

最初は中庭も考えましたがそれだと空間に制約ができてしまうため、シンボルツリーを植え、奥の庭まで視界が抜けるようにしてもらったんです。そして玄関とリビングの間、加えて、その途中にある2階への階段、洗面台にもガラス窓をはめ込んでもらいました。

間取りの段階では、ちょっと見えすぎかなと不安だったんですが、設計の三池さんに太鼓判をもらってGOを出しました。これが本当にすばらしくて。開放的で、何より家族の顔がよく見れて、我ながら良いイエだなと思っています」と嬉しそうに目を細めました。二世帯を完全に切り離さない。Hさん一家にマッチしたこの住まいには、確かな繋がりがありました。

 

リビング側から見たLDK。イエの完成を機に新調した北欧テイストの家具が空間に調和しています。

 

帰宅後、すぐに手を洗える動線はこれからの時代に即しています。高級感を感じさせる洗面台はHさんのお気に入りポイントです。

 

広めにとったL字型のウッドデッキ。ご主人お気に入りのスポットです。

 

グレーと深いグリーンを組み合わせたスクエアなデザインの外観。

 

Owner's Voice

「玄関での驚き、そしてLDKへとつながる中での開放感、本当に念願がしっかり実現でき、家族全員、嬉しく思っています。設計の三池さんに提案いただいたガラス窓の導入には本当に感激しました。夜のライトアップも気に入っています。これからも長く愛せるイエになりました」
H様より

 

House Producer

SAI Design Architect
Chief Director
三池 剛士

H様ご夫婦との打ち合わせは、家をつくるというより家族を繋げるという、今まで味わったことのない深く熱い思いを感じました。本当に楽しい打ち合わせでした。奥様が楽しそうにキッチンに立っておいしい料理を作っている姿が目に浮かびます。この住まいが家族と共に育っていくことを心から願っております。

 

 

今回取材させていただいた
H様邸の写真はホームページの
実例ギャラリーでも紹介してます。
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SAI建築社が提案する
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と題して毎月お届けしている
フリーペーパー「SAIKURU」

毎月、二丈・朝倉のモデルハウスや
各地の分譲住宅や本社ショールームにて
配布中です。

配布後、このホームページでも
WEB版として定期的に掲載していく
予定です。ぜひお楽しみに。

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